イギリスのクリスマスケーキ達【後編】

前回はミンスパイ、シュトーレン、パネトーネをご紹介しました。

www.nzyamagata.com

今回もイギリスのクリスマス菓子、ケーキ達をご紹介したいと思います！

フルーツケーキ
クリスマスプディング
パブロバ
結論

フルーツケーキ

日本でフルーツケーキと言えば、こんな感じで生のフルーツと生クリーム、そしてスポンジケーキがコラボして見た目も大変美しくデコレーションされた色鮮やかなケーキが一般的なのではないでしょうか。

ではイギリスのフルーツケーキを見てみましょう。

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あ、あら？！(;・∀・)

たぶん皆さんのイメージとかけ離れている風貌だと思います。

前回に引き続き、ご覧の通りこのフルーツケーキにも洋酒&スパイスの効いたドライフルーツ達がた～んまり入っています。このケーキをマジパンとアイシング、またはアイシングだけでデコレーションしたこれまた甘いケーキです。

誕生日ケーキにしろ、クリスマスケーキにしろ、ウエディングケーキにしろ、何かとこの国のケーキ達はアイシングでガチガチにデコレーションされがちですな。

見た目はね、綺麗なんですけどね・・・、私はどうも味がね・・・💦

この独特なミンスミートという名のドライフルーツ達が苦手な私は、残念ながら今回もこのケーキの克服はできませんでした💦

クリスマスプディング

イギリスで美味しいクリスマスディナーを食べた後に食べるデザートといえば、やはりクリスマスプディングです。

名前だけ読むと何とも美味しそうな名前♡

でも皆さんが思い浮かべるプリンではありません。ではどんな見た目かな？

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あ、また茶色・・・。

もうお馴染みのパンチの効きすぎたドライフルーツ達が入りすぎたケーキです。

しかもこのケーキ、スパイスと一緒にブランデーに漬け込んだドライフルーツやナッツを時間をかけてゆっくり蒸して、そこから1ヵ月以上発酵させたケーキです。↑写真の私が購入したクリスマスプディングは18か月も寝かせたものです。

クリスマス当日にまた1時間程蒸して、食べる時にはブランデーやラム酒をかけ火をつけてアルコールを飛ばしてから食べます。（ここが一番盛り上がる所）

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しかししかし、元々お酒を飲まない私にはアルコールが飛んだとはとても思えないデザート・・・。

がっつり洋酒の味と香りしまっせ～(;・∀・)

子供も食べれるケーキと言われていますが、本当かい？！と思うほど💦

私はまた克服できず一口でギブアップ。主人が「こんな美味しいものが苦手なんて君はかわいそうな人だ」と言いながらうまいを連発してあっという間になくなりました笑

ウイスキーボンボンとか、洋酒の効いたデザートが好きな人には美味しいんだと思います。

このクリスマスプディングにはブランデーソースやカスタードソースや生クリームを添えて頂くのが一般的です。

こちらも英国大使館がレシピを提供してくれていました！

cookpad.com

リンク

パブロバ

パブロバってご存じですか？

私はNZで初めてその存在を知りました。NZ発祥と言われているメレンゲを焼いたお菓子です。

南半球のNZでクリスマスは夏！みんな半袖で窓を開け放ち真夏のクリスマスを過ごします。主人によるとNZでは夏によく食べられるお菓子のようで、人が集まるときやBBQの後にこのパブロバを食べるそうです。

なのでNZでは人気のあるクリスマス菓子の一つでもあります。実際NZに住んでいる頃、義兄宅でクリスマスを過ごした時のデザートが大きなパブロバでした。

ja.wikipedia.org

パブロバはイギリスでも年中お菓子コーナーで購入可能です。

今回はリース型のクリスマスらしいパブロバを見つけたので購入してみました！

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砂糖入りのメレンゲを焼いているので想像以上に甘めです。私が購入したのはラズベリーとホワイトチョコレート&レモンクリームがトッピングされたパブロバ。これは酸味もあり、サクサク食感も楽しめて美味しかったです！主人によると、パブロバには生クリームとベリー類をトッピングし、パッションフルーツソースをかけて食べるのがNZスタイルのようです。