NZ人と国際結婚

~どたばたイギリス暮らし~

【イギリスの永住権申請】思い込みにご用心

 在英5年目で現在永住権申請中の我が家。

夫はNZ人、私は日本人、子供達はNZと日本の二重国籍。

なのでイギリスに滞在するには家族全員VIZAが必要なのです。

 

イギリスで出産しても、両親のどちらかがイギリス国籍または永住権保持者でないと産まれてくる子供は自動的にイギリス国籍取得にはなりません。

次女が産まれた時は主人も私もワークVIZAでしたので、出産後に次女のVIZA手続きをしました。

 

そのワークVIZAが3月に切れたので、2月に高額な申請料を払い永住権申請を開始した我が家。

必要経費ではありますが、150万近い金額が一気になくなったのでその後数日うちの主人の機嫌が悪かったのはお察し下さいw

 

 

我が家はメイン申請者が主人で、付随する家族として私や子供達は申請しています。

めちゃくちゃ大変な申請なのは理解しつつも、ほぼ主人任せ。

その主人がどこで得た情報なのか、永住権申請料を支払ったらVIZAオフィスから提出書類を持ってきなさいという連絡がくると言っていました。

なので私も「あ、そうなの?」ぐらいで数日以内に何かしら連絡がくるもんだと思っていました。

しかし待てど暮らせど連絡なんて来やしません・・・

 

既に永住権保持者の韓国人のお友達が「私は申請料払ったのと同じ時期に書類も提出したと思うな~」と言っていたので、

それを主人にも話したのですが彼は連絡がくると思い込んでいるので「へ~」ぐらいで会話終了。

そんなこんなで連絡がくると思い込んでいる我が家は2か月も待ってしまったのです💦

 

さすがにこれはオカシイと思った主人。

今更ながらやっとVIZAホームページで手順を調べはじめ、最近同じように永住権申請した知り合いに連絡を取り始めました。

その結果、

VIZAオフィスから連絡など来るはずもなく、

申請料を払ったら、ホームページからVIZAオフィスに書類提出する予約を取るということが判明💦

これが思い込みでやっちまった②(-"-)

 

以前、永住権申請に必要なテストであるLife in The UKを受けに行った時にも思い込みですったもんだあった我が家💦

懲りずにまたやっちまいました( ノД`)シクシク…

思い込みでやっちまった①↓

www.nzyamagata.com

 

そして主人から5月11日16時に書類提出の予約が取れたと言われたので、その日までにあれやこれや2人で色々書類を揃えました。

 

で、待ちに待った5月11日16時、

VIZAアポイントメント会場のとある街の私立図書館の2階。

が、

 

到着したら図書館15時で閉まってるんですけどー---!!!!

えー---?!なんで?誰のせい?(パニックで責任転換)

 

夫が予約確認メールをみてみると、

私達の予約時間はなんと14時!!!!!

「16時で俺は絶対に予約取ったはずだ!」と主人は怒ってますが、

まず会場が15時で閉まるんだから16時の予約は不可能だし(-"-)、

だとしてもなぜ予約時間の確認を前日か当日どこかの段階でしなかったのか・・・。

私もメール見せてと言えばよかったのでしょうが、

またしても思い込みですよ!思い込み!

最悪な思い込みその③!!

完全に今度こそ取り返しのつかないことやっちまった我が家。

 

何もできるすべはないので、とりあえず帰宅することに。

帰宅の車中でVIZAコールセンターに連絡するも、「あなたの前に〇人お待ちです」とアナウンスされ、なが~~~い時間保留音を聞きながら待つ。

VIZAオフィスの保留音絶対変えた方がいいですね。

なぜこの選曲??ってぐらいめっちゃ暗くて気が滅入る音楽を永遠40分聞き、やっとスタッフにつながりました💦

 

「VIZAコールセンターです。本日はいかがなさいましたか?」とめっちゃイギリス英語の女性が出まして、

「今日どこどこに14時に予約していた〇〇ですが、長女が学校で怪我をして呼び出され、色々長引いて学校を出れたのが15時頃で、それから予約会場に向かい16時頃に着いたのですが、会場の図書館が15時で閉まっていて書類提出することができませんでした。どうしたらよいでしょう?」とうちの主人が言うではありませんか!!Σ( ̄□ ̄|||)

 

嘘も方便・・・。

 

ちなみに長女がその日学校で怪我したのは事実で(頭をぶつけただけで赤くもコブにもなっていませんw)、怪我をした手紙も学校から出ていました。

嘘はついてないけど、予約時間を間違ったことを隠し、うまいこといったもんだと驚きました。

 

そしたらVIZAコールセンターの女性、信じたかどうかは置いといて、一通り主人の話の内容を確認したあと

「上司に確認して折り返します」とのこと。

で10分後ぐらいに電話がきまして、

「では今回の予約分料金は(この予約も有料。確か£290ぐらい。日本円だと約4万5000円)返金しますので、再度予約を取り直して下さい」と神がかった対応をするではありませんか!!👼👼👼

 

イギリスはクレームになる前に返金当たり前なんですが、

今回はVIZA申請なので「ではあなたのVIZAは発行しません」と言える立場でいくらでも強くでれるわけですよ。なのにこの対応。

これには主人も私も嬉しい驚き!(^^)!

 

彼女が「ほかに何か質問等ございませんか?」と言ってくれたので、

「申請料を支払ってから何日以内に書類提出しなければいけないのですか?」と聞いたところ、

「通常は30日以内です」と言われ焦る主人と私。

だって我が家、無駄に待った最初の時間が長すぎて、既にこの時点で申請料支払ってから3ヶ月経ってますけどー--w

無事に永住権とれるのかな・・・。

最悪、強制送還でイギリス出禁じゃん・・・。

もう不安しかない。VIZA申請も主人にも・・・。

 

とにかく帰宅後すぐに次の予約を取るべく主人はPC直行。

主人には、また同じ失敗しない為にも私にも予約が取れたメールを送ってくれと言いました。

そして一番早くとれた予約日は6月8日火曜日の朝10時。

前日は私は何度も日付と時間の確認。

パスポートとBRPカード(日本でいうとこの在留カード)も全員分あるか何度も確認。

 

そして今週火曜日の朝10時。

前回と同じ予約場所の私立図書館。

オープンが10時で私達はその日の予約トップバッター。

新しく作るBRPカードの写真を撮ったり、指紋をとったり、色々確認したり、あれしたり、これしたりで何とか無事に家族全員申請終了しました(*´▽`*)

 

前回の時間間違いした予約時に、予約の48時間前までに全ての書類をスキャンしてVIZAオフィスにデータ提出はしていました。

それでも原本も必要だろうと今週持って行ったのですが、この原本どころかパスポートや以前のBRPカードも預けることなくその場で全部戻ってきました。

揃えた書類もろもろの原本にいたっては見られることさえなかったです。

スタッフが必要としたのはパスポートと期限の切れてるBRPカードのみ。

以前は何でもかんでも原本提出だったんですが、随分かわりましたね。

今はパスポートに貼るタイプのVIZAではなく、今後は全部このBRPカード対応なのでしょうね。

 

すったもんだあり時間はかかりましたが、やっとこさ無事に全ての永住権申請手続きが終了し、

あとは待つだけ♡

数週間でできるか、数ヵ月かかるのか・・・。

 

我が家みたいに全く懲りずに同じことをやってしまう方はそうそういないと思いますが、

思い込みは怖いし危険です!

重要事項では尚更です!

主人にはそんなに響いてなさそうだけど(これが一番の問題)、

私はこんな経験本当にもうこりごりです。

これからはもっと色々気を付けようと思います。

最後までお付き合いくださりありがとうございました。

 

父の日のプレゼントにいかがでしょう?

 

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